保育園では、一人一人の伸びる力を大切に、子ども達の無限の可能性を引き出すため、いろいろなことを体験し、その中で心の力・学ぶ力・体の力が付くように取り組んでいます。

　「学ぶ力」とは、理解力と思考力、洞察力を兼ね備えた力のことです。そのために読み・書き・計算を毎日、少しずつ練習しています。これは、単に「国語」や「算数」の力を育てるということではなく、見る力や聞く力想像する力といった非認知能力を上げ、対人スキルなどを強くしていく事にもつなげていきたいと考えています。
　「体の力」とは、体力や柔軟性といった力の事です。走ること、柔軟体操に力を入れています。運動神経は、小脳が司り、その基礎は、8歳ごろまでにほとんど出来上がるといわれています。ですから、幼児期にたくさん運動することで運動神経を発達させれば、運動が得意になり、運動が大好きな子どもになります。その気持ちが「なんでも挑戦する気持ち」へと繋がって行くのです。

　子ども達は、毎日少しずつ、カードや文字の読み、体操の練習を積み重ねています。大人に言われるのではなく、自らがやろうとしたときに子ども達の能力は、発揮されます。
　これらを毎日積み重ねることで子ども達は、「やれば出来る」という気持ちをたくさん体感します。このことは、これから子ども達が大人になるまでに体験するいろいろな場面で必ず役に立つことでしょう。