福井保育園には、やんちゃでいたずらもするけど心がやさしくてたくましい子どもが集まっています。 そのまわりにはあたたかくて少しおこりんぼのお父さんやお母さんがいつも子どもを見守ってくれています。そして失敗して迷惑をかけることもあるけれど、なんでも受け止めてくれる保育者がいつもいるところです。子どもが自分を出しきることができるように、また、年齢に応じた基本的な生活習慣を身につけていけるように、ひとりひとりの子どもをみんなで、温かく時には厳しく見守っていきます。

競争の社会、合理的な社会、忙しくて時間に追われる今の社会では、人が人として向かい合えない、人の心にふれることが少ない冷たい社会になっているのを感じます。子育てはしんどくて面倒なことも多いかもしれません。でも、子どもがいるから、こんなにも愉快で、楽しいことに出会えるし、時には生きる力さえもらうこともあります。子どもと共に成長する喜びをかみしめていくことができるのです。地域の人もお年寄りもみんな子どものまわりに寄ってきて、居ごこちが良くてさりげない仲間がたくさんできることを願っています。保育園では、そんな仲間と心を通い合わせながら一日一日を大切に過ごしていきたいと思っています。